現代人に不足しがちな鉄分。
特に女性は毎月の生理や妊娠・出産・授乳によって貧血に陥りやすい為、食事などから積極的に鉄分を補給していく必要があります。
私も10代のころから貧血を指摘され鉄剤を内服していたことが度々あります。
また、大福くん妊娠中も貧血があり、出産時1.5Ⅼの出血、産後の悪露も多かったことから
ヘモグロビン値が7.1まで減少し鉄剤の点滴や輸血を行いました。
その後もめまい・眼瞼結膜の蒼白・倦怠感等、症状はずるずると持続していました。
産後は授乳により必要な栄養素や鉄分が赤ちゃんに供給され、貧血症状は改善されず赤ちゃんへの栄養も考え鉄分の入ったサプリメントを使用していました。
一番は食事からバランスよく鉄分を補給することが大切ですがなかなか日常生活で取り入れるのは難しかったりしますよね。
また離乳食開始時期の赤ちゃんが徐々に鉄不足になるということを知り、大福くんのためにも何とか鉄分補給をしっかり行っていきたいと思っていました。
そんな時に出会ったのが鉄玉子でした。
鉄玉子ってどんなもの?
その名の通り、鉄の玉子。
真っ黒なたまごのような鉄の塊です。

見た目は丸くて可愛らしい感じ。
南部鉄器で出来ているそうです。
この鉄の塊を、調理時お湯を沸かすときなどにポンっといれるだけ!
その手軽さにひかれて購入しました。
なぜ鉄鍋が良いのか?
南部鉄器で調理をすると、鉄器の鉄分が少しずつ溶け出し簡単に鉄分補給が可能だそうです。
鉄分には二価鉄と三価鉄があり
人間の体に吸収される際は二価鉄として吸収されます。
鉄器から溶け出す8割以上の鉄が吸収されやすいニ価鉄なのだそうです。
1日の鉄分の摂取量
鉄はどれだけとれば良いのでしょうか。
1日に成人男性で約1mg、女性で0.8mgの鉄が損失しています。
また女性は生理によりさらに0.5mg損失しています。
1日の食事から鉄を摂取する量は、
日本人成人男性で6~8mg、
月経のある女性では9~11mg(月経のない女性で6.5mg)とされています。
更に妊娠中は胎児への鉄の供給が必要となるため、15mgの鉄の摂取が必要となります。
生後6~11か月では4.5~5mg必要でした。
鉄玉子でどれだけの鉄分が摂取できるのか?
沸騰したお湯で溶け出す鉄の量
- 沸騰時:0.042mg
- 沸騰して3分:0.050mg
- 沸騰して5分:0.069mg
すごくわずかな量に思えるかもしれませんが、
吸収しやすい二価鉄を毎日少しずつでも補給できるので
習慣化出来たらいいなと思います。
また鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収されやすいので
ビタミンの豊富な野菜等を一緒に摂取すると鉄の吸収を高めてくれるようです。
鉄玉子を使用してみた
我が家では、麦茶やお味噌汁、離乳食のだし等に使用しています。
麦茶を沸かすときに鉄玉子を入れて

ぐつぐつ煮立ったらお茶っぱを鍋に入れ
10分ほど弱火で煮だし
火を止めておたまで鉄玉子を取り出しています。

※お湯の中の鉄玉子はとても熱いので素手で触らないようにしてください。
やけど注意です!!
味噌汁を作る時いちばん最初に鉄玉子を投入。
味噌汁が出来たらお玉で鉄玉子を取り出す。

離乳食のだしに入れたり
お粥を作る時の炊飯器に入れたり

かなり多用しています。
それこそ本当にポンっと入れるだけなので簡単に取り入れることが出来ます。
鉄玉子は錆びやすい ケアが面倒?
鉄玉子は、鉄なのですぐに錆びます。
購入してすぐの時、使用後の鉄玉子を洗ってそのまま置いておくと錆び錆びでびっくりしました。
調べると、水と空気に弱いみたいです。
以降は洗ってすぐに水分を拭き取り、キッチンペーパーやラップに包んで保管すれば錆びにくいです。
手間だなと最初は思いましたが、
ずぼらな私でも出来ているので難易度は低いかと思います。
錆びはごしごしスポンジでこすると綺麗に取れました。
どうしようもない錆びでも、ヤスリでこすれば綺麗になるそうですよ。
1か月ほど使用してみた感想
1か月使用してみて、特に体の変化はまだ感じられていません。
私にとっては手軽で1か月継続できたことが良かったことかなと思います。
しかも、とてもリーズナブルで半永久的に使用できますし、特に味の変化もなくいただけるのですごく魅力的だなあと思います!
これからも継続していきたいと思います。
玉子型のものだけではなくキティーちゃんやドラえもん等いろいろな形をしているものも出ているようで
なんとスヌーピーもあるんです!可愛すぎる!
好みによってデザインを選んで楽しんで続けられたらいいですね😄

コメント